
市場が好調だった2019年10月に始めた投資運用も、株価大暴落など短期間で様々な経験ができました。
不安な時こそ、長く投資を続けている方々の声を聞く大切さを実感しています。
現在5ヶ月間『つみたてNISA』へ投資を続けていますが、今回の新型コロナの影響で不安な方も多いのではないでしょうか。
これからの資産運用に迷った時、リスクを抑えるための”分散投資”を考える際のお役に立てればと思います。
資産を分散して持つってどういうこと?
不勉強で何も知らなかった数年前、ファイナンシャルプランナーの方に外貨建て保険について説明を受けたことがあります。
『一つのカゴにすべての卵を盛らない』分散投資。
保険で備えつつ資産形成をという意味で、実際に一か月3万円の『豪ドル外貨建て保険』に入りました。
それから3年。
保険を契約してから、真剣に資産運用について調べ続けています(遅いです(汗))
まず、分散投資の説明で出てきた
『一つのカゴにすべての卵を盛らない』。
⇨ 『卵 = 資産』を乗せる『カゴ』は、
『カゴ = 株式・投資信託・債権』。
カゴの名前が違うだけで、全て同じ『紙』1種類への投資です。
株式や債権という紙に、資産を集中させていることになります。
お金が必要なタイミングで、今回のように株価下落の場面が重なってしまうと、『紙の中で分散』をしているだけではダメージは大きいです。
持っている資産のどれかが減っても、他の資産でカバー出来る状態になれば、『分散して持つ』意味が出てくるのだと思います。
※ 『外貨建て保険』で円やドル等で投資信託を買えば、別々の貨幣だから分散投資になる?
⇨ 貨幣で『何に』投資をしているのか
投資に使うお金の種類が違うだけで、投資先は同じ『株式や債権、投資信託』。
同じ『紙の資産』なので資産の種類も同じです。
資産の『種類』を知って選ぼう
資産運用のリスクを減らすために、分散というと『バランス型投資信託』がよく挙げられますが、
資産の種類は『紙への投資』だけではありません。
紙への投資(株式・債権・投資信託)の他、不動産、 現金(円・ドル等)、金(ゴールド)など。
『卵(資産)』を入れる『カゴの種類』を増やして、それぞれに資産を充てることが、本当の分散なのかなと思います。
お金に困らない未来のために
全ての種類の資産を持つ必要はありません。
不動産に手を出すのは私も怖いです。
金(ゴールド)も興味がないですし…
興味がないと、真剣に調べる気がしない ⇨ よく分からない物に大事な資産を託せない
お金に困らない未来のためには、大事な資産を何に預けるか調べて行動することが大切です。
私は、考えた結果”投資運用・預貯金”の2つに落ち着いています。
投資歴5ヶ月の資産状況
2019年10月〜2020年2月末までのデータです。
・投資
⇨ つみたてNISA(SBIバンカードS&P500インデックス)
・7万円積立て(損益 – 11.5% = 8036円マイナス)
⇨ ポイント運用(ネオモバ・日本株2銘柄)
・ 約1万円積立て中(損益 -20.6% = 2253円マイナス)
・預貯金
⇨ 生活費 2ヶ月分(少なめ危険…)
・不動産?
⇨ 持ち家だけど32年ローンがあるので資産ではない。将来『負動産』にならないよう対策考え中!
こうして並べると、『投資は余剰資金で行う!』の鉄則から外れつつあります…。
積立て金額の見直しなど、気を引き締めつつ
資産運用を始めた時の『自分のルール』を見直し、投資を続けていけるよう”お金の勉強”を続けていこうと思っています。
・スポンサーリンク
皆さんも、まずは家計の固定費の見直しからいかがでしょうか。我が家は4人家族で年1万4000円の電気代削減になりました♪

番外編)外貨建て保険を契約して思った事
数年前から話題になっていた『外貨建て保険』で備えるのは、個人的にはおすすめしません。
10年以内の解約では解約戻し金が確実に7割ほどに目減りするので、教育費のかかる間は動かせません。本来、固定費はなるべく小さくすることが大切です。
自分で『貯金』『投資』をした方が自由度も高いです。(強制的にそれをしてもらえるのは保険のメリットですが。。)
私の場合、その反省を頭に叩き込んでから 『iDeCo』『NISA』を調べて『つみたてNISA』を選んでいます。
『iDeCo』は60歳までお金が固定費になるので、教育費が落ち着く50代まで見送り。
自由にお金を動かせて節税効果のある『つみたてNISA』 を取り入れました。
『新NISA』は運用期間が5年と短いこと、『ふるさと納税』は手間を掛けるだけの興味がないのでしていません。
ご自身の家計の状況に合わせて、
まずは『公的な』年金制度を調べて利用してから、『民間の』個人年金や保険を検討してみてください。
まとめ
・投資だけでは、『株式や債権という紙』に集中している ⇨『資産の分散』といえない
・資産の種類 ⇨ 紙への投資(株式・債権・投資信託)、不動産、 現金(円やドルの貨幣)、金(ゴールド)など。
・全ての種類の資産を持とうと焦らない。
⇨ よく分からない物に手を出してはいけません。興味があって、きちんと自分で調べられる物だけに、大事な資産を預けてください。
・将来に備えるには、『公的な』制度を調べてから『民間の』個人年金や保険を検討してみて下さい。
最後に
たった5ヶ月の投資歴ですが、お金の勉強を始めて数年、まだまだ世界は広くて深いなぁと感じています。
私の好きな著書『金持ち父さん・貧乏父さんシリーズ』、投資家ブロガーさん方から得た知識から、今回の考えに辿りついています。
私の解釈違いや、不勉強な箇所はこれからも更新して直していきたいと思います。
投資は自己責任で。
これからも真剣に楽しく市場と向き合えるような投資家を目指します。
同じように日々資産運用に励んでいる皆さんの未来が明るいものでありますように。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
🔻関連記事 〉〉【30代自営業】『つみたてNISA』を始めるまでの道のりhttps://kosodate-kosodachi-zibunsodachi.com/freshly-picked-nisa-start/
🔻関連記事 〉〉初心者が投資と向き合うときのコツ【実践中】https://kosodate-kosodachi-zibunsodachi.com/investment-beginner-confront/
・スポンサーリンク
