【母との記憶】と【自分の子育て】の間で苦しくなった時の対処方

子育てをしていると、良くも悪くも

自分の子供の頃の記憶が蘇ることが多いような気がします。

そんな時に思い出すのは、母との記憶です。

子供の頃を思い出すと、

母の『親子とはこうあるべし!』という考えに対するモヤモヤが広がって、自分の子育てにも自信が無くなってきて、

どんどん自分に余裕がなくなるのを感じます。 冷静に子供たちと接するのが難しくなって、家の中の雰囲気も暗くなってしまうんです。

この悪循環を断ち切って、心を軽くするためにどうしていけばいいのか。

悩んで落ち込んだ時のために、

私なりの言葉で、苦しい気持ちから自分を立て直すまでの考え方を、まとめました。

同じように日々の暮らしの中で苦しくなってしまう方への励ましの、役に立てればと思います。

苦しみから抜け出すために

『自分の選んだ方法は間違っていない』と認める気持ちを持って欲しい

私が、【母との記憶】に苦しむようになったのは、実家と距離を取るようになってからです。

母の『親の言う事は絶対だ』『言いなりになれ』という価値観から抜け出したくて離れたのに、

ふとした瞬間に浮かび上がってくる『母から離れた事への罪悪感』で、どんどん自分に余裕が無くなるのを感じていました。

実家への電話や、メールのやり取りをするだけで、ひどい時にはその後1ヶ月近く、気分が落ち込むようになってしまい。

自分の子供時代の苦しかった経験が、今の自分も苦しめている。気持ちの余裕が無くなって、巡り巡って自分の子供たちを苦しめる事になってしまう。

このままじゃいけない、私も自分の家族も潰れてしまうと思った時、

まずは自分自身を労ること、『自分の選んだ方法は間違っていない』と認める気持ちを持つことが大事だと気付くことができました。

自分が楽になる方法が、親を傷つける事になるかも、寂しい思いをさせるかもと自分を責めないで欲しいです。

こちらを傷つけてくる人とは距離を取るのは当然です。自分を1番に大事にすることに、罪悪感を持たなくていいんです。

『今の自分』を認めるために考えたこと

母はよく、『子供の頃は、お婆ちゃんが白と言えば黒も白になったんだ、それくらい親の言う事は絶対なんだよ。』と言っていました。

それを、大人になってから改めて振り返ると、

『だから自分が「母親」になれば、自分の言う事は絶対で、子供が言う事を聞くのは当たり前、それ以外は常識外れ。』

母の『話を聞きなさい』は、『私の言いなりになりなさい』という意味だと気付きました。

こうして客観的に、『母はどんな人間か』と考える癖をつけていきました。

そうすることで、やっと『自分を守るために必要最低限の連絡のみ、親しい交流をやめよう』と考えるようになりました。完璧にではないものの、そのことに罪悪感を持たないようにすることも出来るようになりました。 

辛い記憶が消せないなら、いまの子育てに利用できないかを考えてみる

どうしても、昔の記憶が消せなくて苦しくてどうしようもない時は、

ああいう人間にはならない』と反面教師にして、

『親にしてもらいたかったこと』を、自分が子供たちに与えてみるといいかもしれません。

自分と子供たちは、それぞれ違う人間です。

『自分が親にしてもらいたかったこと』の押し付けにならないように、記憶の中からヒントをもらいながら考えてみてはどうでしょうか。

『あなたのために』という言葉に縛られていたなら

「あなたのために」は、時には重たい鎖になって、罪悪感を与えて子供の気持ちを縛ってしまいます。

だから、自分が親になった時は、自分の好きなことを諦めないで。

『あなたのために〇〇したのに』と言わないで済むような生活にするために、

自分の中の『好きなもの』『したい事』の優先順位をハッキリ決めてみて下さい。

どうしても譲れないものは、譲って我慢しないで、自分のことを大事にするのを忘れないでいて欲しいと思います。

『子供だから当たり前』という理由にごまかされないで

確かに、親にとってはいつまでも『子供』かもしれません。でも、たとえ小さくても、『今』は話の内容が理解できなくても、

『きちんと話してくれた』という信頼は、作ることができます。

私は『子供だから』と家族全体に関係することを話してもらえませんでした。

中学生の頃、気が付いたら両親は別居生活になっていて。

なんで母は帰ってこないの?と聞いても『子供には関係ない。別居なんてしてない』と言われました。大人になって、父が亡くなっても母は『子供には分からない、関係ない』と言い続けています。

だから、私は家族の一員として、子供にも『きちんと話をする、伝える姿勢』を見せていきたいです。

その信頼は、子供たちが大人になった時、家族や周りの人を信頼して助けを求める事ができる、生きていく助けになる筈だと思っています。

まとめ

親の常識を変えるのは無理だとあきらめる事

親を変えようとするのは、自分を傷つけるだけです。親は、変わらないから。

私も、何度も『やり直せるかも』『私の考えも聞いて、受け入れてもらえるかも』と思っていました。

一人暮らしをして『1人前の大人として向き合ってくれるかな』と期待していました。

結婚をして、家庭を持って『妻の立場になった今ならどうだろう』と期待をして、

出産をして母と同じ『母親』になっても、

同じ目線で向き合って話してくれる、受け入れてくれることはありませんでした。

いつだって『話を聞きなさい、私の言うことを聞かない貴方はおかしい』と言われながら、親との関係を諦めることができなくて、何度も苦しんできました。

その苦しみが今の大事な家族にまで影響するのなら、

親のことはあきらめて、自分がして欲しかったこと、子供にしてあげたいことに気持ちを向けて欲しいです。

いま悩んでいる人は、今までも十分、親との関係や苦しい記憶を乗り越えようと、がんばってきたはずです。

『なんで、ああいう人なんだろう』と、親へ気持ちを向けるより、

私は同じ人間にならない、同じことはしないと気持ちを向けて行くことが、心を軽くする第一歩なんだと思います。

つらい、苦しいときは、まず自分の心を守って、どうか『親をあきらめる事』で自分を責めないでください。

最後に

少しでも早く、苦しみから抜け出すために。同じように母との関係に悩んで苦しんでいる貴方が、自分の選択に自信を持って日々過ごしていけますように願っています。

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